代表紹介

代表取締役社長 徳武より

ありそうでなかった定食屋のチェーン店
この仕事面白いと直感で感じました。

20年前、私は大戸屋に入社しました。38歳、異業種からの転職で、子供も2人目ができたばかり。後には引けない状況でした。今でこそ海外を含め400店舗を展開する定食レストランのパイオニアとして、知られる存在になりましたが、当時の大戸屋はまだ4店舗しかありませんでした。巷では、ファミレスやファーストフード店全盛。定食屋のチェーン展開はオペレーションが複雑過ぎて、不可能と言われていました。
しかし、難しいからこそ成し遂げた時に大きな価値になる。社会的なニーズと諦めない
情熱があれば世の中にサプライズが興せる。大戸屋の成功を間近で見ていて確信しました。

社員独立第1号。2年連続QSC大会全国優勝。

大戸屋に入社した時、心に決めた目標が3つありました。
1つ目は誰よりも早く独立する。
店主、人事、役員を経て6年後に社員独立1号になりました。
2つ目は全国の大戸屋で一番いいお店を作ること。
当社社員が私の志を受け継いで奮闘してくれた結果、東武練馬駅前店(現当社研修店舗) 
が2012、2013年と2年連続で大戸屋ナンバーワン店舗に選ばれました。 
私が果たせなかった2つ目の目標も社員が叶えてくれました。

大戸屋が提供する商品はご飯を主食とした日本の家庭食文化です。
ファミレスやファーストフードのような欧米の食文化を提供するチェーン店とは一線を
画します。私自身もそんなところに魅力を感じ、関わり始めた大戸屋ですが、国内の長引く
不況をものともしない根強い人気と集客力の強さには驚かされます。今、世界的な日本食
ブームの中、日本発の外食チェーンとして大戸屋の確かなブランド力と未来への可能性に
誇りと手応えを感じております。

そして3つ目の目標
[食と環境]独自のサプライズに挑むとき。

私は若い頃、世界放浪の旅を3年間してきました。バックパッカーとなり43カ国まわりました。地球の広さを実感したかったことと、様々な人種、世界観と触れ合いたかったからです。
日本に戻り、この先何をしていこうかと想いを巡らせたとき、最後まで頭に残ったのが
「食と環境」でした。
私なりに世界をみて感じたことは、まともに食べられない人が多い事。貧富の差が想像以上に
大きかった事。
安全でお値打ちな食の提供と教育、衛生、エネルギー等の環境整備が貧富の差を埋める大きなテーマだという考えに至りました。
自分が生まれた地球を数ミリでも良くしていく為に、「食と環境」に関わり前進させたい。
そんな想いです。
大戸屋は美味しくて安全な日本の家庭食文化を広めるというサプライズを世界で興そうとしています。次は、私たちの番です。「食と環境」でオリジナルのサプライズを世の中に発信する
「今、世の中にないもので、必要なものやことを生み出し」新たな市場と顧客を創り出す。
このコンセプトのもと、当社オリジナルの新規業態が2016年7月にスタートしました。
様々な壁にぶつかると思いますが、諦めない「情熱」があれば必ず出来ると信じています。
そして、ほんの数ミリでも地球を良くしたい想いです。
 
(左)徳武社長(右)良子夫人